2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

しもつけ型石棺型石室

栃木県の南部、思川および田川水系に6世紀中葉から7世紀にかけて築造された大型古墳にある一定の地域性が認められ、しもつけ型古墳と称されている。その特徴は、①墳丘の一段目に低平で幅広い、いわゆる基壇をもつ。②前方部に石室をもつ。③凝灰岩切石を用いた…

模様積み横穴式石室

伊勢塚古墳は群馬県藤岡市の白石古墳群にあり、七輿山古墳のすぐ北側に位置する6世紀後半に築造された直径27mの円墳(一説に、八角墳とも)で、南側に横穴式石室が開口している。両袖式の横穴式石室は模様積みと呼ばれる藤岡のほか、埼玉県本庄市周囲のみしか…